WirelessCarは成長の旅を
継続中 – 2022年の
10のハイライト

2022年12月19日

2022年の終わりを迎えるにあたり、この1年を振り返り、今年得られたすべてのインサイト、新しいパートナーシップ、その他のエキサイティングな展開を確認することは重要です。ここでは、2023年以降への当社の楽観的な思いを高めてくれる、この1年の10のハイライトを紹介します。

1.コネクテッドカーの台数が全世界で900万台を超え、まもなく1,000万台に
WirelessCarは世界中の自動車会社と20年以上にわたって協働してきており、この春、100か国以上で900万台の車にコネクテッドサービスを提供するという新たなマイルストーンを達成しました。当社のOEMプログラムの多くも、今年それぞれのコネクテッドカーに関するマイルストーンを祝いました。年末までに1,000万台に届くでしょうか!

2. 日本語のウェブサイトを開設するなど、日本でのプレゼンスを高めました
世界がしだいに開放され始めつつある中、当社は日本のOEM各社との協働の成果をもとに、日本にしっかりと焦点を定めました。日本でのサービス提供に加えて、この重要な市場に根ざした存在感を確立するという大きな進歩も遂げました。さらに、日本語のウェブサイトを開設し、10月には名古屋オートモーティブワールドに出展し、CEOとビジネス開発責任者がWirelessCarのサービスを紹介しました。2023年1月の東京オートモーティブワールドでの当社の展示もお見逃しなく!

3.ポールスターと協力して走行データログアプリの提供を開始
2月には、高性能電気自動車ブランド「ポールスター」が走行データログアプリの提供をスウェーデンで開始し、WirelessCarは重要なマイルストーンに到達しました。Android Automotive OS(AAOS)をベースとするこのアプリは、WirelessCarが開発した最初の車載アプリケーションです。走行データを当社の製品「位置情報・走行データ管理」に送信し、この製品のAPIを利用することで、企業や消費者は走行距離やエネルギー消費を追跡することができます。WirelessCarの車載アプリに関する継続的な取り組みは、自動車会社が従来よりはるかに短時間で新しいデジタルサービス開発を可能にする道を開きます。

4.ヨーテボリの本社でカスタマーサミットを開催
9月にヨーテボリで開催された第1回カスタマーサミットには、当社のOEM顧客数社が参加しました。業界の専門家が集まったこの会議では、SBD Automotiveのアンディ・ハートCEOが自動車業界の未来についてのプレゼンテーションを行ったほか、WirelessCarによる対話型デモや 自動車サイバーセキュリティ.という重要トピックの深堀りも行われました。

WirelessCar's CEO and his colleague smiling in front of an event booth
two men giving a demo in front of a large screen
Martin Rosell and Niklas Florén

5.ニクラス・フローレンが新しいCEOに就任
4月1日、WirelessCarのCEOを14年務めたマーティン・ロセルがニクラス・フローレンにバトンを渡しました。フローレンは当社に10年前に加わり、直近の役職はCOOでした。新CEOはモビリティの未来に変化をもたらす大きな可能性を強く信じ、進化し続ける今日の世界でWirelessCarをリードし続けます。

6.持続可能なモビリティ向けのAI研究プロジェクトを開始
ハルムスタード大学のCAISR(Center for Applied Intelligent Systems Research)と共に、「FREEDOM」という2年間のプロジェクトを開始しました。スウェーデンのイノベーション庁「Vinnova」から資金提供を受けており、AIを利用してコネクテッドカーを持続可能なモビリティへと転換するための研究開発を行います。WirelessCarは、ハルムスタード大学とのコラボレーションにより、自動車会社の持続可能なモビリティサービスの形成に役立つ新しいインサイトを見つけ、デジタルサービスの創造に貢献することを期待しています。

7.全世界の社員数が750名に近づき、成長を持続している
WirelessCarは企業として急速な成長を続けており、世界中で新たな人材を採用しています。日本での存在感を高めつつ、中国、米国、スウェーデンでもチームが拡大中であり、来年のドイツでの新オフィス開設も楽しみです。

8.AWSとのパートナーシップが拡大中
当社はエコシステム内の多数のパートナーとの協力を誇りとしており、主な戦略的パートナーの1社がAmazon Web Services(AWS)です。共同のウェビナーや記事からワークショップやケーススタディに加え、今年はさらに、両社の強みを生かした共同の市場進出戦略に対する野心的な目標も定めました。このコンビネーションがOEMに真の違いをもたらします。2023年中もエキサイティングなニュースをお見逃しなく!

9.新しく生まれ変わったオフィスに社員を迎え入れました
ここ数年、私たちはリモートワークによってもたらされた変化を受け入れてきました。同時に、コラボレーションとコミュニティのために包摂的で現代的、かつ広々とした環境を提供することの重要性も認識しました。2022年には、ヨーテボリの本社が拡張・改装され、北京とデトロイトには新しいオフィスも開設されました。私たちのワークプレイスは、組織全体での集まり、チームのつながり、学びを活発にするよう整えられています。

10.「モビリティインサイト」の立ち上げや初の「Discovery」活用など、私たちの提供するサービスは拡大を続けています
WirelessCarでは、自動車業界の最前線に立つことを目指しており、その重要な部分を占めるのが「Discovery」の提供です。「Discovery」チームは、ビジネスアイディアや新しいテクノロジーの検証、そして新しいビジネスの創出方法について顧客と協働することを重視しています。これには、交通パターン、車両の走行時間、充電の統計などのモビリティデータを収集・分析し、価値あるコネクテッドカー製品・サービスを生み出す「モビリティインサイト」が含まれます。最初の「Discovery」のタスクは今年、ポールスターとの間で開始されたAndroid Automotive OSの車載アプリケーションに関するもので、その成果として、走行データログアプリが誕生しました。

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